幾回(読み)いくかい

精選版 日本国語大辞典 「幾回」の意味・読み・例文・類語

いく‐かい‥クヮイ【幾回】

  1. 〘 名詞 〙 いくらかの回数。また、多くの回数。何回
    1. [初出の実例]「無尽の所有物即ち要用の時は何時にても自由に使用し得べき物にして、且幾回使用するも決して消費せざるものと為さしむる様」(出典:小学読本(1884)〈若林虎三郎〉一)

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

普及版 字通 「幾回」の読み・字形・画数・意味

【幾回】いくかい(くわい)

いくたび。何度。唐・杜甫〔竜門〕詩 時に(しばしば)改まる 川水、日に悠なるかな 相ひ(けみ)す、征の上 生涯回をか盡す

字通「幾」の項目を見る

出典 平凡社「普及版 字通」普及版 字通について 情報

今日のキーワード

苦肉の策

敵を欺くために、自分の身や味方を苦しめてまで行うはかりごと。また、苦しまぎれに考え出した手立て。苦肉の謀はかりごと。「苦肉の策を講じる」...

苦肉の策の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android