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無尽 むじん

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ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典の解説

無尽
むじん

一定の口数と給付金額とを定めて,定期に掛け金を払い込ませ,1口ごとに抽選,入札その他の方法により,掛け金者に対し金銭以外の財産の給付をなすべきことを約する行為。住宅無尽のようなものがこれに属する。

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デジタル大辞泉の解説

む‐じん【無尽】

尽きるところがないこと。限りがないこと。「縦横―」
口数を定めて加入者を集め、定期に一定額の掛け金を掛けさせ、一口ごとに抽籤または入札によって金品を給付するもの。→頼母子講(たのもしこう)

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百科事典マイペディアの解説

無尽【むじん】

一定の口数を定めて加入者を集め,定期に掛金を払い込ませ,抽せん・入札等の方法で掛金者に対し金銭または物品を給付し,順次にすべての口に及ぼす契約。庶民金融の手段として古くから発達。
→関連項目金融業相互銀行

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世界大百科事典 第2版の解説

むじん【無尽】

日本で一般の人々の間で古くからあった相互扶助的な金融方式。〈頼母子(たのもし)〉とも呼ばれる。一定の口数を定め加入者を集め,一定の期日ごとに各口について一定の出資(掛金)をさせ,1口ごとに抽選または入札によって所定の金額を順次加入者に渡す方式でお金を融資するものである。明治以降新しい銀行制度が移植,確立され,特殊銀行や一般金融機関は整備されたが,一般の人々の間では質屋や無尽が多く利用された。しかし資本主義の発達につれて,無尽も会社組織で経営するもの(営業無尽)が増加し,その数は1913年末には1151社を数えるに至った。

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大辞林 第三版の解説

むじん【無尽】

物が尽きないこと。尽きるところがないこと。 「縦横-」
一定の口数と給付金額を定め、加入者を集めて定期に掛け金を払い込ませ、抽選や入札により金品を給付すること。 → 頼母子講たのもしこう

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知恵蔵miniの解説

無尽

日本の相互扶助制度の一つ。一定の口数と給付金額を定めて加入者を募り、定期的に掛け金を払い込ませて、抽選・入札などの方法により金銭や物品を与えるもの。鎌倉時代に始まったとされ、江戸時代に発展、明治時代には営利を目的とし会社の形態をとる無尽業者が増えたため、1931年には「無尽業法」が施行されて営業無尽は免許制度となった。1951年の「相互銀行法」の制定により、無尽会社は、銀行業務を行う相互銀行(後に廃止)と、2016年9月現在無尽を継続する唯一の会社である日本住宅無尽株式会社に分かれた。一般個人による無尽は、16年現在も各地にそれぞれの名称・仕組みで残っているが、特定の参加者による定期的な飲み会(寄り合い)がメインとなりそれに無尽の仕組みを組み合わせるといったものも多くなっている。

(2016-9-15)

出典|(株)朝日新聞出版発行
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日本大百科全書(ニッポニカ)の解説

無尽
むじん

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世界大百科事典内の無尽の言及

【講】より

…鍛冶仲間や牧牛飼育者の荒神講,牧馬や牽き馬業者の馬頭観音講,大工など建築業者の太子講,養蚕のオシラ講,漁師仲間の夷(えびす)講,薬種業の神農講などが著名である。 社会的講は地域の共同生活が反映し,相互扶助による契約講,労働力交換のゆい,モヤイ講,年齢別の子供講,若者講,老年講,葬式組の無常講,性別によるカカ(嬶)講,娘講,尼講など,また金品の融通をはかる経済的講は,頼母子(たのもし),無尽(むじん),模合(もやい)などとよばれ,融通する目的の品目により,米頼母子,舟頼母子,馬無尽などとよばれて,それらが生活の大きな支えとなっていた。頼母子無尽【桜井 徳太郎】
[中世の講]
 中世社会の講には大別して宗教的講と経済的講とがある。…

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