広大院(読み)こうだいいん

デジタル版 日本人名大辞典+Plus 「広大院」の解説

広大院 こうだいいん

1773-1844 江戸時代後期,徳川家斉(いえなり)の正室
安永2年6月21日生まれ。鹿児島藩主島津重豪(しげひで)の娘。安永5年4歳で一橋家松平豊千代(のち将軍家斉)と婚約,寛政元年結婚。8年敦之助を生むが4歳で早世天保(てんぽう)13年従一位となり,一位様と称された。天保(てんぽう)15年11月10日死去。72歳。名は寔子(ただこ)。通称は茂姫。

出典 講談社デジタル版 日本人名大辞典+Plusについて 情報 | 凡例

今日のキーワード

焦土作戦

敵対的買収に対する防衛策のひとつ。買収対象となった企業が、重要な資産や事業部門を手放し、買収者にとっての成果を事前に減じ、魅力を失わせる方法である。侵入してきた外敵に武器や食料を与えないように、事前に...

焦土作戦の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android