床髪結(読み)とこかみゆい

精選版 日本国語大辞典 「床髪結」の意味・読み・例文・類語

とこ‐かみゆい‥かみゆひ【床髪結】

  1. 〘 名詞 〙 江戸時代、簡単な屋台理髪を業とする店。また、その職人髪結床町内に店を開いて営業するものを内床空地に出張するものを出床という。
    1. [初出の実例]「新橋の橋つめに彌太郎と云床髪(トコカミ)結あり」(出典咄本・枝珊瑚珠(1690)二)

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

今日のキーワード

プラチナキャリア

年齢を問わず、多様なキャリア形成で活躍する働き方。企業には専門人材の育成支援やリスキリング(学び直し)の機会提供、女性活躍推進や従業員と役員の接点拡大などが求められる。人材の確保につながり、従業員を...

プラチナキャリアの用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android