デジタル大辞泉
「店付き」の意味・読み・例文・類語
みせ‐つき【店付き/見世付き】
1 店のようす。店がまえ。
2 店が付いていること。また、店に付属していること。「―の貸家」
3 置屋の表に面した間に座って客を待つ下級の女郎。店付き女郎。
「―ぢゃてて、ちと身なりあんぢょうして」〈滑・膝栗毛・八〉
出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例
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みせ‐つき【店付・見世付】
- 〘 名詞 〙
- ① 店のつくりの様子。みせがまえ。
- [初出の実例]「世間むきの見せつきとて、紙を商売させて」(出典:浮世草子・男色大鑑(1687)五)
- ② 遊女などが店を張っているときの様子。
- [初出の実例]「いつもおめへは見世(ミセ)つきが、がうせい能く見えるので」(出典:歌舞伎・日月星享和政談(延命院)(1878)六幕)
- ③ =みせつきじょろう(見世付女郎)
- [初出の実例]「新地には男の向燈妓(ミセツキ)男の湯女(ゆな)」(出典:談義本・養漢裸百貫(1796)五)
- ④ 囲(かこい)女郎の異称。
- [初出の実例]「見せつき 鹿恋(かこい)なり」(出典:洒落本・虚実柳巷方言(1794)下)
出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例
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