度盛(読み)ドモリ

デジタル大辞泉 「度盛」の意味・読み・例文・類語

ど‐もり【度盛(り)】

温度計などの計器類で、その表面につけられた度数を示す目盛り。

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精選版 日本国語大辞典 「度盛」の意味・読み・例文・類語

ど‐もり【度盛】

  1. 〘 名詞 〙
  2. 寒暖計などの計量器につけられた度数を示すしるし。度数の目盛り。
    1. [初出の実例]「数字を周りて細なる度盛りあり」(出典:日本読本(1887)〈新保磐次〉五)
  3. 物事度合をはかる尺度となるもの。
    1. [初出の実例]「津田に対しての冷淡さを示す度盛(ドモリ)にならないのは明らかであった」(出典明暗(1916)〈夏目漱石〉一八三)

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