デジタル大辞泉 「座繰り」の意味・読み・例文・類語 ざ‐ぐり【座繰り/×坐繰り】 1 座って繭から糸をたぐりながら糸枠に巻き取ること。また、その道具。2 「座繰り糸」の略。3 ボルトや小ねじ類を締める際、すわりを安定させるために、穴の周辺の上面を平らに加工すること。 出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例
精選版 日本国語大辞典 「座繰り」の意味・読み・例文・類語 ざ‐ぐり【座繰・坐繰】 〘 名詞 〙① 繰糸機械の一種。適当な太さの生糸をつくる繰り糸装置。右手で煮繭から糸口を求め、一本に合わせた糸を左手で枠を回して巻き取る。② 「ざぐりいと(座繰糸)」の略。[初出の実例]「座繰の如き二百弗余の暴落にて」(出典:東京日日新聞‐明治二六年(1893)一二月二九日) 出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例