出典 ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典について 情報
…解舒を左右する要因は,蚕品種,飼育条件,作柄,製糸条件などがあげられるが,なかでもとくにカイコが吐糸営繭を行う上蔟(じようぞく)時期の気象条件や蔟中保護のいかんの影響を最も強く受けるといわれる。繭糸を解舒させるには,繭層を構成する繭糸相互を膠着させているセリシンを熱水,蒸気などで適度に膨潤軟和させなければならないが,これを煮繭という。【小河原 貞二】。…
…繭から生糸を作る諸工程の総称。広義では玉糸や野蚕(やさん)糸を作ることを含めることがあるが,一般にはカイコの作る繭を原料として生糸を作るための,生繭(なままゆ)の乾燥(乾繭(かんけん)),貯繭,原料調整,煮繭,繰糸(そうし)および揚返し,仕上げなどの一連の工程をいう。(1)乾繭 生繭を乾燥するのは,殺蛹(さつよう)して発蛾(はつが)を防ぎ,長期間貯蔵しても,カビが発生しないようにすることを目的としている。…
※「煮繭」について言及している用語解説の一部を掲載しています。
出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」
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