庭方(読み)にわかた

精選版 日本国語大辞典 「庭方」の意味・読み・例文・類語

にわ‐かたには‥【庭方】

  1. 〘 名詞 〙
  2. 武家の職名。庭園整備に当たる。江戸幕府では吹上奉行の支配下。
    1. [初出の実例]「拾二俵壱人半扶持、〈略〉世話役は壱人扶持、御抱入、白衣、御休息御庭方」(出典:大概順(江戸末か)(古事類苑・官位六六))
  3. 転じて、庭の造園手入れをする植木職人。
    1. [初出の実例]「曲輪針(くりばり)や、芝鋏があるから、植木屋(ニハカタ)たア思ったが」(出典人情本・縁結月下菊(1839)中)

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

「歓喜の歌」の合唱で知られ、聴力をほぼ失ったベートーベンが晩年に完成させた最後の交響曲。第4楽章にある合唱は人生の苦悩と喜び、全人類の兄弟愛をたたえたシラーの詩が基で欧州連合(EU)の歌にも指定され...

ベートーベンの「第九」の用語解説を読む