日本歴史地名大系 「庵治町」の解説 庵治町あじちよう 香川県:木田郡庵治町面積:一五・四一平方キロ瀬戸内海に突出した庵治半島北半を占め、東・西・北は海に面し、竹居観音(たけいかんのん)岬は四国本島の最北端にあたる。南は五剣(ごけん)山(三六六・二メートル)を境に牟礼(むれ)町と接する。町域の約九割が山地で、遠見(とおみ)山(二三五・二メートル)・竜王(りゆうおう)山(二三九・三メートル)・女体(によたい)山(二六〇・三メートル)などが連なる。庵治港に注ぐ長者(ちようじや)川流域にわずかに平地部がある。北の海上には大(おお)島・鎧(よろい)島・兜(かぶと)島・稲毛(いなげ)島・高(たか)島などが点在する。好漁場に恵まれ、古くから漁業集落が発達した。 出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報