廉恥(読み)レンチ

デジタル大辞泉 「廉恥」の意味・読み・例文・類語

れん‐ち【廉恥】

心が清らかで、恥を知る心が強いこと。「破廉恥
一身の―既に地を払て尽きたり」〈福沢学問のすゝめ

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精選版 日本国語大辞典 「廉恥」の意味・読み・例文・類語

れん‐ち【廉恥】

  1. 〘 名詞 〙 心が潔白・正直で、恥を知る心が強いこと。また、その心。
    1. [初出の実例]「竊見内外官人景迹、曾无廉耻、志在貪盗、是宰相相訓導之怠」(出典続日本紀‐天平宝字三年(759)六月壬子)
    2. [その他の文献]〔荀子‐脩身〕

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普及版 字通 「廉恥」の読み・字形・画数・意味

【廉恥】れんち

心清く、恥を知る。〔子、修身〕偸儒(懦)(とうだ)にして事を憚(はばか)り、恥無くして飮を嗜(この)むは、則ち惡少と謂ふべし。

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