山川 日本史小辞典 改訂新版 「延暦寺根本中堂」の解説
延暦寺 根本中堂
えんりゃくじこんぽんちゅうどう
延暦寺の中心建築。正しくは一乗止観院という。788年(延暦7)最澄が開いた草庵が起源。正面11間,奥行4間の内陣と,その前方に奥行2間の礼堂が設けられ,さらに前庭を囲んで廻廊・中門がある。現在の建築は1642年(寛永19)の再建だが,規模は980年(天元3)再建時のものと推定される。国宝。
出典 山川出版社「山川 日本史小辞典 改訂新版」山川 日本史小辞典 改訂新版について 情報