延髄症候群(読み)えんずいしょうこうぐん(その他表記)medullary syndrome

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 「延髄症候群」の意味・わかりやすい解説

延髄症候群
えんずいしょうこうぐん
medullary syndrome

延髄の障害で起る症候群で,病変の部位によって次の2つに分けられる。 (1) 延髄内側 (あるいは前側,傍正中部) 症候群 片側の舌筋の麻痺萎縮,線維束性筋萎縮があるほか,病変部位と反対側の上下肢に核上性運動麻痺,頸部以下の半身の深部感覚および触覚の鈍麻がある。 (2) 延髄外側症候群 (ワレンベルグ症候群ともいう)  めまいと平衡障害,吐き気と嘔吐,嚥下障害と構音障害,吃逆 (しゃっくり) ,ときに複視および病変部位と同側または反対側の不全麻痺,または顔面のしびれや痛み。他覚的には,片側にホルネル症候群 (縮瞳,眼瞼下垂,同側の眼球陥没) ,顔面半分の温覚と痛覚の鈍麻,角膜反射の消失,軟口蓋と咽頭筋の麻痺,上下肢の半側小脳症状と,病変部位と反対側の頸部以下の温覚と痛覚の鈍麻がある。

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