建命寺(読み)けんめいじ

日本歴史地名大系 「建命寺」の解説

建命寺
けんめいじ

[現在地名]野沢温泉村大字豊郷

天正一二年(一五八四)五月、上杉景勝が市川信房のために越後魚沼うおぬま上田うえだ庄の雲洞うんどう院の南室正舜を開山として開いた寺。曹洞宗、薬王山と号する。慶長三年(一五九八)上杉氏の会津移封に伴い市川氏が野沢のざわの館を去った後、一度館跡に移ったが、宝永四年(一七〇七)に現在地に移転した。

出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報

今日のキーワード

自動車税・軽自動車税

自動車税は自動車(軽自動車税の対象となる軽自動車等および固定資産税の対象となる大型特殊自動車を除く)の所有者に対し都道府県が課する税であり、軽自動車税は軽自動車等(原動機付自転車、軽自動車、小型特殊自...

自動車税・軽自動車税の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android