弄璋(読み)ロウショウ

関連語 名詞 実例

精選版 日本国語大辞典 「弄璋」の意味・読み・例文・類語

ろう‐しょう‥シャウ【弄璋】

  1. 〘 名詞 〙 ( 「璋」は玉の意で、「詩経‐小雅・斯干」の「乃生男子、載寝之牀、載衣之裳、載弄之璋」から ) 男子の生まれること。
    1. [初出の実例]「若君生れさせ給へり。〈略〉弄璋(ロウシャウ)御慶天下に聞えて、門前の車馬群を成す可きに」(出典太平記(14C後)一三)

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

今日のキーワード

苦肉の策

敵を欺くために、自分の身や味方を苦しめてまで行うはかりごと。また、苦しまぎれに考え出した手立て。苦肉の謀はかりごと。「苦肉の策を講じる」...

苦肉の策の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android