精選版 日本国語大辞典 「弓弦打」の意味・読み・例文・類語
ゆみづる‐うち【弓弦打】
ゆづる‐うち【弓弦打】
- 〘 名詞 〙 悪霊、魔、けがれなどを除くまじないとして弓の弦をはじいて鳴らすこと。つるうち。鳴弦。ゆみづるうち。
- [初出の実例]「夜は人にも見え侍らで、馬に乗りて来つつゆづるうちをしつつ夜廻りする」(出典:宇津保物語(970‐999頃)蔵開上)
〘 名詞 〙 年の暮れに、その年の仕事を終えること。また、その日。《 季語・冬 》[初出の実例]「けふは大晦日(つごもり)一年中の仕事納(オサ)め」(出典:浄瑠璃・新版歌祭文(お染久松)(1780)油...
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