引歌(読み)ヒキウタ

デジタル大辞泉 「引歌」の意味・読み・例文・類語

ひき‐うた【引(き)歌】

古歌やその一部を、後人自分詩歌文章に引用すること。また、その歌。

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

精選版 日本国語大辞典 「引歌」の意味・読み・例文・類語

ひき‐うた【引歌】

  1. 〘 名詞 〙 古歌の一部、または全体を後人が自分の文章などに取り入れたり引用したりすること。また、その古歌。
    1. [初出の実例]「引歌のとりさま奇特なり」(出典:細流抄(1525‐34)一)

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

今日のキーワード

仕事納

〘 名詞 〙 年の暮れに、その年の仕事を終えること。また、その日。《 季語・冬 》[初出の実例]「けふは大晦日(つごもり)一年中の仕事納(オサ)め」(出典:浄瑠璃・新版歌祭文(お染久松)(1780)油...

仕事納の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android