弟分(読み)オトウトブン

デジタル大辞泉 「弟分」の意味・読み・例文・類語

おとうと‐ぶん【弟分】

弟と仮定して弟と同様に扱われる者。⇔兄分

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

精選版 日本国語大辞典 「弟分」の意味・読み・例文・類語

おとうと‐ぶん【弟分】

  1. 〘 名詞 〙
  2. 弟の資格で扱われる者。義弟
    1. [初出の実例]「奴はナ、文部の△△の弟分で」(出典:社会百面相(1902)〈内田魯庵〉学生)
  3. 美しい少年。特に男色相手をする少年。若衆。ちご。
    1. [初出の実例]「入子若ひ時には我も又 弟分など有こし物を」(出典:俳諧・西鶴大矢数(1681)第一九)

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

今日のキーワード

苦肉の策

敵を欺くために、自分の身や味方を苦しめてまで行うはかりごと。また、苦しまぎれに考え出した手立て。苦肉の謀はかりごと。「苦肉の策を講じる」...

苦肉の策の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android