弦掛枡(読み)つるかけます

精選版 日本国語大辞典 「弦掛枡」の意味・読み・例文・類語

つるかけ‐ます【弦掛枡】

  1. 〘 名詞 〙
  2. 木製の枡で、口の一隅から一隅へ鉄製の棒を対角線にわたしたもの。京枡一種で、江戸時代から明治時代にかけて広く用いられた。弦掛の枡。鉄判枡(かなばんます)。つるかけ。〔雍州府志(1684)〕
    1. [初出の実例]「酒屋に入て釣懸舛(ツルカケマス)に引請て」(出典浮世草子武道伝来記(1687)八)
  3. 紋所の名。図案化したもの。

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

関連語 名詞 実例

顔や四肢に特有の紅斑がみられる疾患で,伝染性紅斑の俗称。パルボウイルスの感染によって年長幼児,低学年児童に好発し,乳児や成人には少ない。1〜2週間の潜伏期ののち突然発疹が出る。発疹は両ほおに対称的に生...

リンゴ病の用語解説を読む