精選版 日本国語大辞典 「弦掛枡」の意味・読み・例文・類語 つるかけ‐ます【弦掛枡】 〘 名詞 〙① 木製の枡で、口の一隅から一隅へ鉄製の棒を対角線にわたしたもの。京枡の一種で、江戸時代から明治時代にかけて広く用いられた。弦掛の枡。鉄判枡(かなばんます)。つるかけ。〔雍州府志(1684)〕[初出の実例]「酒屋に入て釣懸舛(ツルカケマス)に引請て」(出典:浮世草子・武道伝来記(1687)八)② 紋所の名。①を図案化したもの。 出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例