強諫(読み)キョウカン

精選版 日本国語大辞典 「強諫」の意味・読み・例文・類語

きょう‐かんキャウ‥【強諫】

  1. 〘 名詞 〙 強くいさめること。
    1. [初出の実例]「強諫不容人已退、甘言移約国終空」(出典:梅龍先生遺稿(1782)岐阜懐古)
    2. [その他の文献]〔春秋左伝‐僖公二年〕

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

普及版 字通 「強諫」の読み・字形・画数・意味

【強諫】きよう(きやう)かん

つよく諫める。〔左伝、僖二年〕宮之奇の人と爲りや、懦(だ)にして強諫すること能はず。且つ少(わか)きより君(所)に長じたり。君之れに(した)し。諫むと雖も將(まさ)に聽かれざらんとす。

字通「強」の項目を見る

出典 平凡社「普及版 字通」普及版 字通について 情報

今日のキーワード

苦肉の策

敵を欺くために、自分の身や味方を苦しめてまで行うはかりごと。また、苦しまぎれに考え出した手立て。苦肉の謀はかりごと。「苦肉の策を講じる」...

苦肉の策の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android