弾道曲線(読み)だんどうきょくせん

百科事典マイペディア 「弾道曲線」の意味・わかりやすい解説

弾道曲線【だんどうきょくせん】

発射された弾丸が描く曲線。弾丸に作用する力は重力空気抵抗が主だが,ほかに弾丸の旋回風力,地球自転による転向力などを考慮する必要がある。重力の影響だけを考慮したとき曲線は放物線となり,水平にx軸,鉛直にz軸をとり,原点から弾丸を初速度Vで水平に対し射角αで発射したとすれば曲線の式は(式1)となる(gは重力加速度)。落下点はx=V2sin2α/gでα=45°のとき射程は最大V2/gとなる。→弾道学

出典 株式会社平凡社百科事典マイペディアについて 情報

貨幣 (名目) 賃金額を消費者物価指数でデフレートしたもので,基準時に比較した賃金の購買力を計測するために用いられる。こうしたとらえ方は,名目賃金の上昇が物価の上昇によって実質的には減価させられている...

実質賃金の用語解説を読む