せん‐かい ‥クヮイ【旋回】
〘名〙
① ある点を中心に円を描くようにまわること。ぐるぐるまわること。〔羅葡日辞書(1595)〕
※白い壁(1934)〈
本庄陸男〉四「元木武夫の運命が旋回しようとしてゐた」 〔説苑‐尊賢〕
② 特に、航空機がその
進路方向を、曲線を描くようにして変えること。
※
野火(1951)〈大岡昇平〉七「偵察機が一機、獲物を狙ふ鳥のやうに、小さな円を描いて旋回してゐた」
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旋回
パラグライダーの進路を変更するときには曲がりたい方向のブレークコードを引く。するとブレークを引いた側の翼の抗力が増し、傾くようにして徐々に旋回が始まる。少し引いた場合には少し傾き緩やかな旋回が始まり、大きく引いた場合には大きく傾き急旋回に入っていく。
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旋回
3Dグラフィックのモデリング技法のひとつ。平面に描かれた図形を、軸を中心に回転させることによって立体化する。
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世界大百科事典内の旋回の言及
【飛行機】より
…また右のペダルを踏めば機首は右に向く(図5-f)。 飛行機の方向舵は船の舵と同じ働きをするが,左右どちらかに旋回する場合,船では方向舵に相当する舵を操作するだけでよいが,飛行機の場合は,補助翼と方向舵をうまく使い,旋回の中心のほうへ機を傾け,図6のように旋回で生ずる遠心力と揚力と重力がつりあうようにしなければならない。このような正しい旋回をすると,機は横滑りすることなく,遠心力と重力との合力が機体に対して機の上下軸方向に一致するので,自動車や船の旋回の場合のように身体が旋回の外側のほうに倒される慣性力をまったく生じない。…
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