当夜(読み)トウヤ

精選版 日本国語大辞典 「当夜」の意味・読み・例文・類語

とう‐やタウ‥【当夜】

  1. 〘 名詞 〙
  2. その夜。その事のあった夜。
    1. [初出の実例]「示寂の即夜をば当夜と云ぞ」(出典:百丈清規抄(1462)二)
    2. 「若様の御到着の当夜(タウヤ)」(出典小公子(1890‐92)〈若松賤子訳〉七)
    3. [その他の文献]〔謝荘‐従駕頓上詩〕
  3. この夜。今夜。

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

普及版 字通 「当夜」の読み・字形・画数・意味

【当夜】とう(たう)や

その夜。また、宿直。〔左伝、宣十二年〕官、序をもて其の夜に當り、以て不(ふぐ)を待つ。

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