当院(読み)とういん

精選版 日本国語大辞典 「当院」の意味・読み・例文・類語

とう‐いん タウヰン【当院】

〘名〙
① 時の上皇または法皇
兵範記‐保元三年(1158)一二月二〇日「件物等、去久寿二年当院御即位日、令仕典儀之時、令着用之物也」
寺院病院など「院」と呼ばれるもので、当面話題となっている「院」や自分の属している「院」。
※多田神社文書‐建治四年(1278)正月日・多田院上寺講衆等申状案「謹孝案内、此寺是千手観音之霊地、利生掲焉之砌、当院最初之草創也」

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