当麻皇子(読み)たいまのおうじ

デジタル版 日本人名大辞典+Plus 「当麻皇子」の解説

当麻皇子 たいまのおうじ

?-? 飛鳥(あすか)時代,用明天皇の皇子
当麻氏の祖。推古天皇11年(603)征新羅(しらぎ)将軍となるが,したがっていた妻の舎人(とねりの)皇女が死去したため遠征を中止してひきかえしたという。椀子(まろこの)皇子,麻呂子(古)皇子とも。

出典 講談社デジタル版 日本人名大辞典+Plusについて 情報 | 凡例

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 「当麻皇子」の意味・わかりやすい解説

当麻皇子
たいまのおうじ

用明天皇皇子。推古 11 (603) 年,征新羅大将軍来目皇子筑紫に薨じたので後任となり,難波より発船した。しかし,播磨国 (兵庫県) において妻が没したため京に帰り,そのまま再び赴任せず,遠征計画は中止された。

出典 ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典について 情報

[名](スル)二つ以上のものが並び立つこと。「立候補者が―する」「―政権」[類語]両立・併存・同居・共存・並立・鼎立ていりつ...

連立の用語解説を読む