彦間(読み)ひこま

日本大百科全書(ニッポニカ) 「彦間」の意味・わかりやすい解説

彦間
ひこま

下野(しもつけ)国(栃木県)安蘇(あそ)郡飛駒(ひこま)村入(いり)飛駒(現在は、村は佐野市になり、入飛駒のみ桐生(きりゅう)市に編入)で漉(す)かれた和紙。彦間紙の略称で、本来は飛駒紙と書く。大福帳の用紙障子紙にされた楮紙(こうぞがみ)である。現在では桐生市でただ一軒だけが伝統技術を復活し、趣味用紙として漉くのみである。

[町田誠之]

出典 小学館 日本大百科全書(ニッポニカ)日本大百科全書(ニッポニカ)について 情報 | 凡例

企業の退職を希望する従業員本人に代わって退職に必要な手続きを代行するサービス。依頼者と会社の間に入ることで円滑な退職をサポートするとともに、会社への連絡などを代わりに行うことで依頼者の心理的負担を軽減...

退職代行の用語解説を読む