彫虫篆刻(読み)ちょうちゅうてんこく

精選版 日本国語大辞典 「彫虫篆刻」の意味・読み・例文・類語

ちょうちゅう‐てんこくテウチュウ‥【彫虫篆刻】

  1. 〘 名詞 〙 ( 漢の揚雄が、若いころは美麗な賦を好んでつくったが、のち、それは虫をほったり、飾りをきざんだりする子どもの遊びのようなことであるとして、賦をすてたという「法言吾子」に見える故事から ) 文学上の細かな技巧。また、些末な文学・学問を卑しめていうことば。
    1. [初出の実例]「愧彫虫篆刻栄後昆」(出典:惺窩文集(1627頃)続・序)
    2. [その他の文献]〔顔氏家訓‐文章〕

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

中国のゴビ砂漠などの砂がジェット気流に乗って日本へ飛来したとみられる黄色の砂。西日本に多く,九州西岸では年間 10日ぐらい,東岸では2日ぐらい降る。大陸砂漠の砂嵐の盛んな春に多いが,まれに冬にも起る。...

黄砂の用語解説を読む