…無許可の富くじを〈隠富(かくしとみ)〉と呼んで数多く催され,処罰された例も多い。また,公許の富くじを利用した賭博で〈影富(かげとみ)〉というのが考案された。最初は富札を買うことのできない極貧層の間ではじまったといわれ,公許の富突の当選番号を当てる賭博である。…
…今日の宝くじと同じように庶民の射倖心を誘うものであった。富くじの流行は文化期(1804‐18)から天保(1830‐44)初期にかけて頂点に達し,影富(蔭富)といわれる富札の代用物まで現れ,富札を買い求めることができなかった者たちがこれを買い入れ,実際に行われた富くじ興行での当選番号に対するかけをした。この影富の富札は低廉で銭数文(現在の数十円)で買い求めることができたので,市井の間で盛んに行われた。…
※「影富」について言及している用語解説の一部を掲載しています。
出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」
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