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往生講式 おうじょうこうしき

世界大百科事典 第2版の解説

おうじょうこうしき【往生講式】

東大寺三論宗永観(ようかん)撰。1079年(承暦3)または96年(永長1)の作。毎月十斎日に行う往生講の作法で,永観が京都東山で行った往生講のために作ったものであろう。阿弥陀迎接(ごうしよう)像を安置し,香花等をそなえ,一座七門の講演を行う。七門は発菩提心門,懺悔業障門,随喜善根門,念仏往生門,讃嘆極楽門,因円果満門,回向功徳門で,それぞれに歌頌(かしよう)を付し最後に釈迦の徳を礼讃して終わる。【西口 順子

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世界大百科事典内の往生講式の言及

【講式】より

…数段にわけられた創作的な講式文や,ときには歌讃(声明(しようみよう))なども加えられて,仏菩薩や高僧などの徳を讃嘆したり,特定の信仰や行業を勧化する。たとえば永観の《往生講式》は発菩提心,懺悔業障,随喜善根,念仏往生,讃嘆極楽,因円果満,回向功徳の七門にわかって,往生極楽の宗教心を高揚し,念仏行を策励する。この講式を法則として営まれたのが往生講である。…

※「往生講式」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

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