精選版 日本国語大辞典 「永観」の意味・読み・例文・類語
えいかん エイクヮン【永観】

ようかん ヤウクヮン【永観】
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(五味文彦)
出典 朝日日本歴史人物事典:(株)朝日新聞出版朝日日本歴史人物事典について 情報
出典 ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典について 情報
…教信の往生は,往生伝や説話に収録され,広く知られた。院政期南都の浄土教家永観は,教信を念仏者の理想像として,《往生拾因》に詳しく述べた。親鸞はつねに〈われはこれ賀古の教信沙弥の定なり〉と語り,非僧非俗の範としている。…
…数段にわけられた創作的な講式文や,ときには歌讃(声明(しようみよう))なども加えられて,仏菩薩や高僧などの徳を讃嘆したり,特定の信仰や行業を勧化する。たとえば永観の《往生講式》は発菩提心,懺悔業障,随喜善根,念仏往生,讃嘆極楽,因円果満,回向功徳の七門にわかって,往生極楽の宗教心を高揚し,念仏行を策励する。この講式を法則として営まれたのが往生講である。…
…【舟尾 好正】
[中世]
中世における慈善事業の中心となっていたのは,仏教者が慈悲行・布施行(ふせぎよう)の実現を目的とする形で,乞食,非人と呼ばれた人々に非人施行をすることであった。その最も早い時期の宗教活動家としてあげられるのは,東大寺別当となった永観(1053‐1132)を中心とする平安末期の浄土教の聖であろう。永観は京都禅林寺の梅の実を薬王寺の病人に施与してこれを救済したので,その梅の木は悲田梅と呼ばれたといわれている。…
…京都市左京区にある浄土宗西山禅林寺派の総本山。山号を聖衆来迎山,院号を無量寿院といい,一般には永観堂の名で親しまれる。空海の弟子真紹は仁明天皇の厚遇に報いるため河内の観心寺に五仏を安置したが,辺地の縁に乏しいことを嘆き,855年(斉衡2)上表して藤原関雄の東山の山荘を買得し,一宇を建立して五仏を安置し,鎮護国家の道場としたのが初めである。…
…東大寺三論宗永観(ようかん)撰。1079年(承暦3)または96年(永長1)の作。…
…東大寺三論宗永観(ようかん)撰。1103年(康和5)の成立と伝える。…
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