征戍(読み)セイジュ

デジタル大辞泉 「征戍」の意味・読み・例文・類語

せい‐じゅ【征×戍】

辺境におもむいて守ること。また、その兵士

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精選版 日本国語大辞典 「征戍」の意味・読み・例文・類語

せい‐じゅ【征戍】

  1. 〘 名詞 〙 ( 「戍」はまもるの意 ) 遠隔地に赴いてその守備にあたること。辺境を守ること。また、その兵士。
    1. [初出の実例]「誰人か隴外に久しく征戍する 何れの処の庭前にか新たに別離する〈白居易〉」(出典:和漢朗詠集(1018頃)上)
    2. [その他の文献]〔顧野王‐有所思詩〕

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普及版 字通 「征戍」の読み・字形・画数・意味

【征戍】せいじゆ

駐屯し、守備する。〔後漢書、度尚伝〕時に州の兵朱蓋等、征戍役久しく、財賞贍(た)らず、忿恚(ふんい)して復(ま)た亂を作(な)し、~三千餘人復(ま)た桂陽を攻め、郡縣を焚燒す。

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