後を詰む(読み)あとをつむ

精選版 日本国語大辞典 「後を詰む」の意味・読み・例文・類語

あと【後】 を 詰(つ)

① あとの事の約束を固める。後詰めとしてあと始末をする。
浄瑠璃・用明天皇職人鑑(1705)五「裏壁かやしてあとをつめんと思ひ」
遊里で、客が遊女を、翌朝まで買い切る。
浮世草子傾城禁短気(1711)三「外で潜かに遊ぶべしと、花車を呼びて小ざつが跡(アト)をつめて貰ひ」

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報

今日のキーワード

焦土作戦

敵対的買収に対する防衛策のひとつ。買収対象となった企業が、重要な資産や事業部門を手放し、買収者にとっての成果を事前に減じ、魅力を失わせる方法である。侵入してきた外敵に武器や食料を与えないように、事前に...

焦土作戦の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android