後を詰む(読み)あとをつむ

精選版 日本国語大辞典 「後を詰む」の意味・読み・例文・類語

あと【後】 を 詰(つ)

  1. あとの事の約束を固める。後詰めとしてあと始末をする。
    1. [初出の実例]「裏壁かやしてあとをつめんと思ひ」(出典:浄瑠璃・用明天皇職人鑑(1705)五)
  2. 遊里で、客が遊女を、翌朝まで買い切る。
    1. [初出の実例]「外で潜かに遊ぶべしと、花車を呼びて小ざつが跡(アト)をつめて貰ひ」(出典浮世草子傾城禁短気(1711)三)

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

貨幣 (名目) 賃金額を消費者物価指数でデフレートしたもので,基準時に比較した賃金の購買力を計測するために用いられる。こうしたとらえ方は,名目賃金の上昇が物価の上昇によって実質的には減価させられている...

実質賃金の用語解説を読む