精選版 日本国語大辞典 「後参桴」の意味・読み・例文・類語 ごさん‐ばち【後参桴】 〘 名詞 〙 舞楽で用いる舞具の一つ。払子型(ほっすかた)をしていて、長さは約六〇センチメートルあり、柄の部分に青、赤、黄などでだんだらの彩色をほどこし、先端に三〇センチメートル余りの白糸を垂らしたもの。新鳥蘇、古鳥蘇、地久、白浜(ほうひん)などの後参舞(ごさんまい)に用いる。ごさん。後参桴〈楽家録〉[初出の実例]「古鳥蘇 古鳥蘇持二後参桴一、其形如二払子一」(出典:楽家録(1690)三八) 出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例