後家の頑張り(読み)ゴケノガンバリ

デジタル大辞泉 「後家の頑張り」の意味・読み・例文・類語

後家ごけ頑張がんば

夫と死別した女性が、一家生活を支えるためになりふりかまわず奮闘すること。力不足だが精一杯やっていることのたとえにも使う。後家の踏ん張り。「彼の仕事後家の頑張りというものさ」

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

精選版 日本国語大辞典 「後家の頑張り」の意味・読み・例文・類語

ごけ【後家】 の 頑張(がんば)

女ひとりで一家を支え、世間に負けまいと懸命にがんばっている様子
風知草(1946)〈宮本百合子〉二「『後家のがんばり、かい?』二人が話しやめたその位置で、重吉は、はっきりと又その表現をとりあげた」

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報

今日のキーワード

焦土作戦

敵対的買収に対する防衛策のひとつ。買収対象となった企業が、重要な資産や事業部門を手放し、買収者にとっての成果を事前に減じ、魅力を失わせる方法である。侵入してきた外敵に武器や食料を与えないように、事前に...

焦土作戦の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android