後役(読み)アトヤク

精選版 日本国語大辞典 「後役」の意味・読み・例文・類語

あと‐やく【後役・跡役】

  1. 〘 名詞 〙
  2. 前任者の役や権利を引き継ぐこと。また、その人。後任。
    1. [初出の実例]「無是非〈略〉、外の人を後役に申付るとき」(出典政談(1727頃)三)
  3. 後始末をする役。また、その人。
    1. [初出の実例]「式部は跡役(アトヤク)あらため来(きたっ)て、川の気色(けしき)を見渡し水かさ次第につのれば」(出典:浮世草子武家義理物語(1688)一)

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

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