後架虻(読み)コウカアブ

デジタル大辞泉 「後架虻」の意味・読み・例文・類語

こうか‐あぶ【後架×虻】

ミズアブ科の昆虫。体が細く黒色で、腹に白紋がある。便所やごみ箱付近に普通に見られ、幼虫汚物を食する。便所蜂。 春》

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精選版 日本国語大辞典 「後架虻」の意味・読み・例文・類語

こうか‐あぶ【後架虻】

  1. 〘 名詞 〙 ハエ(双翅)目ミズアブ科の昆虫。体長一五~二〇ミリメートル、はねの長さ一五ミリメートル内外。腹部根元が細いので一見ハチに似ている。体は黒色で、はねは煤(すす)色を帯びる。夏ごろ、平地から低山地の便所付近を飛びまわるのでこの名がある。日本各地にふつうに見られるほか、ロシア極東部、東洋区などに分布。べんじょばち。べんじょあぶ。《 季語・春 》

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動植物名よみかた辞典 普及版 「後架虻」の解説

後架虻 (コウカアブ)

学名Ptecticus tenebrifer
動物。ミズアブ科の昆虫

出典 日外アソシエーツ「動植物名よみかた辞典 普及版」動植物名よみかた辞典 普及版について 情報

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