後藤基治(読み)ゴトウ モトハル

20世紀日本人名事典 「後藤基治」の解説

後藤 基治
ゴトウ モトハル

昭和期の新聞人,放送経営者



生年
明治34(1901)年8月14日

没年
昭和48(1973)年7月17日

出生地
大阪市

学歴〔年〕
早稲田大学独文科〔昭和3年〕卒

経歴
昭和5年大阪毎日新聞に入り、運動部長、福岡総務局長、東京本社社会部長を歴任東条内閣成立日米開戦の動きをスクープ。また釣りを大阪版に毎週書き、釣便りの先駆となった。26年新日本放送(現・毎日放送)東京支社長、取締役、常務専務、副社長となり37年辞任。のち瀬戸内海水産開発会社を創立して社長。43年フロンティア協会理事長兼務。著書に「戦時報道に生きて」。

出典 日外アソシエーツ「20世紀日本人名事典」(2004年刊)20世紀日本人名事典について 情報

デジタル版 日本人名大辞典+Plus 「後藤基治」の解説

後藤基治 ごとう-もとはる

1901-1973 昭和時代新聞記者,実業家
明治34年8月14日生まれ。昭和5年大阪毎日新聞社にはいり,東条内閣成立や日米開戦の動きをスクープ。毎日新聞東京本社社会部長をへて毎日放送副社長,瀬戸内海水産開発社長をつとめた。昭和48年7月17日死去。71歳。大阪出身。早大卒。著作に「戦時報道に生きて」。

出典 講談社デジタル版 日本人名大辞典+Plusについて 情報 | 凡例

今日のキーワード

部分連合

与野党が協議して、政策ごとに野党が特定の法案成立などで協力すること。パーシャル連合。[補説]閣僚は出さないが与党としてふるまう閣外協力より、与党への協力度は低い。...

部分連合の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android