後藤朝太郎(読み)ゴトウ アサタロウ

20世紀日本人名事典 「後藤朝太郎」の解説

後藤 朝太郎
ゴトウ アサタロウ

明治〜昭和期の中国言語学者



生年
明治14(1881)年4月16日

没年
昭和20(1945)年8月9日

出生地
愛媛県

学歴〔年〕
東京帝大言語学科〔明治39年〕卒

経歴
大学院に進み、段玉裁の説文学をドイツ少壮文法学派や比較・歴史言語学と結びつけ支那語の音韻組織を研究。また、110冊におよぶ中国の紹介書を出版。中国人民に同情し、軍部への反発を貫いた。昭和20年終戦直前、右翼に暗殺された。

出典 日外アソシエーツ「20世紀日本人名事典」(2004年刊)20世紀日本人名事典について 情報

関連語 学歴

デジタル版 日本人名大辞典+Plus 「後藤朝太郎」の解説

後藤朝太郎 ごとう-あさたろう

1881-1945 明治-昭和時代前期の言語学者。
明治14年4月16日生まれ。中国語学を専攻し,日大教授,東京帝大講師などをつとめた。中国通として知られ,百余冊の中国紹介書をあらわす。昭和20年8月9日交通事故で死亡。65歳。右翼に暗殺されたともいわれる。愛媛県出身。東京帝大卒。著作に「文字の研究」「支那風物誌」など。

出典 講談社デジタル版 日本人名大辞典+Plusについて 情報 | 凡例

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