後見制度支援信託(読み)コウケンセイドシエンシンタク

デジタル大辞泉の解説

こうけんせいどしえん‐しんたく〔コウケンセイドシヱン‐〕【後見制度支援信託】

被後見人の通常使用しない金銭信託銀行などが信託財産として管理し、日常的な支払いをするのに必要十分な金銭を預貯金等として後見人が管理する仕組み。成年後見制度法定後見および未成年後見制度の被後見人が対象。多額の現金を払い戻す場合は家庭裁判所への申請が必要となる。後見人による財産の流用などの不正事例が後を絶たないことから導入が検討され、平成24年(2012)2月から取り扱いが開始された。

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朝日新聞掲載「キーワード」の解説

後見制度支援信託

後見人が付いている未成年者や知的障害者、認知症の人らの財産を信託銀行に預けて保護する仕組み。後見人による財産横領が頻発した反省から導入された。主に1千万円以上の高額財産があるケースでの適用が想定されている。適用されると、お金の引き出しには家裁の許可が必要になるが、日常の支出をまかなうために毎月一定額を後見人に送ることもできる。弁護士や司法書士らの意見を聞いて家裁が決める。

(2012-09-18 朝日新聞 夕刊 2社会)

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