後足・後脚(読み)あとあし

精選版 日本国語大辞典の解説

あと‐あし【後足・後脚】

〘名〙
① 獣などの、尻に近い方の両あし。うしろあし。⇔まえあし。〔日葡辞書(1603‐04)〕
② 芝居で、馬のうしろ足となる役。またその人。転じて下等の役者。
※雑俳・柳多留‐一一(1776)「馬の跡足ははねるがしうちなり」

うしろ‐あし【後足・後脚】

〘名〙
① 四足動物の後ろの足。あとあし。〔日葡辞書(1603‐04)〕
② きびすを返して逃げようとすること。また、その足つき。逃げ足。多く、「後ろ足を踏む」の形で用いる。
源平盛衰記(14C前)四一「後足(ウシロアシ)をも踏み、命(めい)をも惜ししと思はん人々は」
③ 太刀の鞘(さや)についている二つの足金(あしがね)のうち、後ろのもの。二の足。
※世俗浅深秘抄(1211‐13頃)下「一 舞人尻鞘指時、剣後足を頗後方へ押遣て指之」

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報

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