徒居(読み)タダイ

デジタル大辞泉 「徒居」の意味・読み・例文・類語

ただ‐い〔‐ゐ〕【徒居/×只居】

なにもしないでむだに時を過ごすこと。
暫時も―せず」〈浮・永代蔵・四〉

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精選版 日本国語大辞典 「徒居」の意味・読み・例文・類語

ただ‐い‥ゐ【徒居・只居】

  1. 〘 名詞 〙 何もしないでぶらぶらしていること。むだに暮すこと。無為徒食。ただおり。
    1. [初出の実例]「さやうに短き世に、片時もただ居をしては、いかがなほどに、夜も燭をとって、あぞぶべきぞ」(出典:中華若木詩抄(1520頃)上)

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