徒食(読み)トショク

デジタル大辞泉 「徒食」の意味・読み・例文・類語

と‐しょく【徒食】

[名](スル)働かないで遊び暮らすこと。座食居食い。「無為徒食
親譲り財産で―する島村には」〈康成雪国

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精選版 日本国語大辞典 「徒食」の意味・読み・例文・類語

と‐しょく【徒食】

  1. 〘 名詞 〙 何も仕事をしないで、ぶらぶらと遊び暮らすこと。座食。居食い。「無為徒食
    1. [初出の実例]「巨大なる寺院も出来、徒食の僧尼数多出来しかば、国内入費極めて増加せりと云はざるべからず」(出典:日本開化小史(1877‐82)〈田口卯吉〉一)
    2. [その他の文献]〔礼記‐王制〕

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普及版 字通 「徒食」の読み・字形・画数・意味

【徒食】としよく

働かずにくらす。〔礼記王制君子耆老(きらう)は徒行せず。庶人の耆老は徒せず。

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