従属事象(読み)じゅうぞくじしょう

精選版 日本国語大辞典 「従属事象」の意味・読み・例文・類語

じゅうぞく‐じしょう‥ジシャウ【従属事象】

  1. 〘 名詞 〙 二つまたはそれ以上の事象があり、これらの中の一方が起こるか起こらないかによって他方の起こる確率が変わるとき、これらは互いに従属または従属事象であるという。⇔独立事象

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関連語 名詞

日本大百科全書(ニッポニカ) 「従属事象」の意味・わかりやすい解説

従属事象
じゅうぞくじしょう

二つの事象について、一方がおこるかおこらないかによって他方のおこる確率の値が変わるとき、両者は互いに従属である、または従属事象であるという。いいかえれば、二つの事象が互いに従属であるというのは、二つの事象が独立でない場合をいう。たとえば、2人がくじを引くとき、初めにくじを引く人が当たる場合と当たらない場合では、2回目にくじを引く人の当たる確率は異なるから(条件付き確率)、初めに引く人が当たるという事象と2回目に引く人が当たるという事象は互いに従属である。

 いくつかの事象があって、その一つがおこるかおこらないかによって他のことがおこる確率が変わることがあるときも、これらの事象は従属であるという。このとき、これらの事象を従属事象ということもある。

古屋 茂]

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百科事典マイペディア 「従属事象」の意味・わかりやすい解説

従属事象【じゅうぞくじしょう】

事象Aが起きたか起きなかったかということが,事象Bの起こる確率に影響するとき,BはAに従属する,またはAの従属事象であるという。このときA,Bともに起こる確率は,Aの起こる確率と,Aが起きたときBが起こる確率との積に等しい。独立事象の対。→排反事象

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