従属関係(読み)ジュウゾクカンケイ

デジタル大辞泉 「従属関係」の意味・読み・例文・類語

じゅうぞく‐かんけい〔‐クワンケイ〕【従属関係】

論理学で、上位概念に対する下位概念関係。例えば、動物という概念生物という概念に従属する。
身分上、政治上のつながりなどにおいて、他のものに拘束されている関係。

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精選版 日本国語大辞典 「従属関係」の意味・読み・例文・類語

じゅうぞく‐かんけい‥クヮンケイ【従属関係】

  1. 〘 名詞 〙
  2. 論理学で、上位概念に対する下位概念の関係。類に対する種の関係。たとえば地球という概念(種)は宇宙という概念(類)に従属する。
  3. 身分上、政治上また、力関係などで、上位のものに拘束されている関係。
    1. [初出の実例]「荒加工をする工員と仕上加工をする工員との間には、〈略〉一種の従属関係みたいなものがあるが」(出典:いつか汽笛を鳴らして(1972)〈畑山博〉一)

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