従座(読み)ジュウザ

デジタル大辞泉 「従座」の意味・読み・例文・類語

じゅう‐ざ【従座/従×坐】

他人の罪にかかわり合いになって、罪に処せられること。連座

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

精選版 日本国語大辞典 「従座」の意味・読み・例文・類語

じゅう‐ざ【従座・従坐】

  1. 〘 名詞 〙
  2. 他人に従属して、あるいは他人の意志によって罪を犯した者に対する処分従犯として扱うこと。
    1. [初出の実例]「規求者、為従坐」(出典:律(718)職制)
  3. 演劇で、主演者を助ける者。助演者。脇役。〔日葡辞書(1603‐04)〕
  4. じゅうさ(従者)

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

今日のキーワード

ベートーベンの「第九」

「歓喜の歌」の合唱で知られ、聴力をほぼ失ったベートーベンが晩年に完成させた最後の交響曲。第4楽章にある合唱は人生の苦悩と喜び、全人類の兄弟愛をたたえたシラーの詩が基で欧州連合(EU)の歌にも指定され...

ベートーベンの「第九」の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android