デジタル大辞泉 「御互い様」の意味・読み・例文・類語 おたがい‐さま〔おたがひ‐〕【▽御互い様】 [名・形動]両方とも同じ立場や状態に置かれていること。また、そのさま。「困るのはお互い様です」 出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例
精選版 日本国語大辞典 「御互い様」の意味・読み・例文・類語 おたがい‐さまおたがひ‥【御互様】 〘 名詞 〙 ( 形動 )( 「さま」は接尾語 ) 両方とも同じような状態におかれている、また、同じような事をし合っていること。また、そのようなさま。利益や負担が同様だから気になさらないようにという気持で、相手にあいさつする時に多く用いられる。[初出の実例]「時に皆様(さん)、彼(あの)通り御者も骨を折りましたんですから、御互様(オタガヒサマ)に多少(いくらか)酒手を奮(はず)みまして」(出典:義血侠血(1894)〈泉鏡花〉四) 出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例