日本歴史地名大系 「御供田保・米丸保」の解説 御供田保・米丸保ごくでんほ・よねまるほ 石川県:金沢市旧石川郡地区御供田村御供田保・米丸保近世の御供田村を遺称地とし一帯に比定される。鎌倉末期頃に成立した白山本宮の神官上道家系譜(白山比神社文書)によれば、長承二年(一一三三)一〇月一日知行国主藤原顕頼の目代の沙汰として、鳥羽院庁下文により大桑(おおくわ)郷(東)・三馬(みま)郷(南)・大野(おおの)郷(西)・玉戈(たまほこ)郷(北)の端々を分割、白山宮の長日御供料所として寄進され成立した保で、同系譜には「号御供田保又米丸保云々」とみえる。 出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報 Sponserd by