御前交(読み)ごぜんまじわり

精選版 日本国語大辞典 「御前交」の意味・読み・例文・類語

ごぜん‐まじわり‥まじはり【御前交】

  1. 〘 名詞 〙 同僚家臣となって、主君の前に伺候すること。また、その家臣同士の交際
    1. [初出の実例]「こんのふ丸といひしわっぱを法師になしたまひ、御前(コセン)まじはりあやまりと、京わらんべがとりどりに申し候と申しければ」(出典狂言記・生捕鈴木(1660))

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

今日のキーワード

南海トラフ臨時情報

東海沖から九州沖の海底に延びる溝状の地形(トラフ)沿いで、巨大地震発生の可能性が相対的に高まった場合に気象庁が発表する。2019年に運用が始まった。想定震源域でマグニチュード(M)6・8以上の地震が...

南海トラフ臨時情報の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android