御妻(読み)ミメ

デジタル大辞泉 「御妻」の意味・読み・例文・類語

み‐め【妻/妃】

きさき女御にょうごなど、身分の高い人の妻を敬っていう語。
「忍び忍び、帝の―さへ過ち給ひて」〈須磨

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

精選版 日本国語大辞典 「御妻」の意味・読み・例文・類語

み‐め【御妻】

〘名〙 (「み」は接頭語。「め」は妻の意) 妃(きさき)、嬪(ひん)女御(にょうご)など、天皇や高貴な人の妻を敬っていう語。
書紀(720)履中元年七月(図書寮本訓)「次に妃(ミメ)幡梭(はたひの)皇女、中磯(なかしの)皇女を生めり」

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