御嶽山噴火

共同通信ニュース用語解説 「御嶽山噴火」の解説

御嶽山噴火

2014年9月27日午前11時52分ごろ発生。58人が死亡、5人が行方不明となった。熱せられた地下水が水蒸気となって膨張することで起きる「水蒸気噴火」だった。10~11日には山頂付近で火山性地震が増加していたものの、噴火警戒レベルは1の「平常」(当時の呼称)だった。遺族の一部は気象庁が噴火前にレベル引き上げを怠ったとして国などを提訴したが、長野地裁松本支部は22年7月、請求を棄却した。1979、91、07年にも噴火したが、いずれも死者、行方不明者はなかった。

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